【2025年8月版】自作PCパーツ選びの完全ガイド!
この順番で選べば失敗しない
「自分だけのPCを組み立ててみたいけど、パーツの種類が多すぎて何から手を付ければいいか分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
2025年は、新世代パーツの登場と価格の安定、さらにWindows 10のサポート終了も重なり、まさに自作PCを始める絶好のタイミングです。
この記事では、そんなあなたのために、専門用語を極力避けつつ「どのパーツから、どんな順番で選ぶべきか」を、初心者でも迷わない8つのステップで徹底解説します!
この記事で分かること
- 失敗しない!自作PCパーツ選びの正しい順番
- 最新CPU・グラボの性能と選び分け(RTX 50 vs RX 9000シリーズ)
- DDR5メモリなど、2025年ならではの注目パーツ動向
- 予算15万円~35万円の具体的なパーツ構成例
【はじめに】パーツ選びの前に決めるべき最重要ポイント
本格的なパーツ選びを始める前に、まずは以下の3点を決めましょう。これがPC全体の方向性を決める「設計図」になります。
① 予算の上限(15万円、25万円など)
② 主な用途(ゲーム、動画編集、ネットサーフィンなど)
③ 性能の目標(WQHDでゲームがしたい、4K動画を編集したいなど)
※注意:予算にはPC本体とは別に、OS(約1.5万円〜)や周辺機器(モニター等)の費用も忘れずに含めましょう。
パーツ選択の推奨順序:8ステップ完全ガイド
1CPU(プロセッサー) – 最初に決めるべきコア部品
| 用途 | 推奨CPU | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ゲーミング最強 | AMD Ryzen 7 9800X3D | 7.5-9万円 | ゲーム性能特化(大容量キャッシュ搭載) |
| ゲーミング | AMD Ryzen 7 7800X3D / Intel Core Ultra 7 265K | 4.5-6万円 | 高フレームレート安定 |
| 動画編集・配信 | AMD Ryzen 9 9950X / Intel Core Ultra 9 285K | 8.5-11万円 | マルチコア性能重視(コア数が多く動画書出しが高速) |
| 軽作業・オフィス | AMD Ryzen 5 5600 / Intel Core Ultra 5 245K | 1.5-4万円 | コスパ最優先 |
| バランス重視 | AMD Ryzen 5 9600X / Intel Core Ultra 5 255K | 3.8-5万円 | 万能型でコスパ良好 |
2GPU(グラフィックボード) – 用途によって必須度が変わる
| 解像度・用途 | 推奨GPU | 価格帯 | 特徴・コメント |
|---|---|---|---|
| 4K ゲーミング | RTX 5080 | 18-21万円 | 最高設定でも快適 |
| WQHD ゲーミング | RTX 5070 Ti / RX 9070 XT | 11-14万円 | 高リフレッシュレート対応 |
| フルHD ゲーミング | RX 9060 XT 16GB / RTX 5060 Ti 16GB | 6-8万円 | VRAM 16GBで将来性確保 |
| 動画編集重視 | RTX 50シリーズ推奨 | 6万円~ | AV1エンコード対応(CUDAコアで処理が高速化) |
| エントリーゲーム | RTX 5060 / RX 9060 | 4.5-5.5万円 | 軽い3Dゲーム向け |
| 軽作業のみ | CPU内蔵グラフィック | 0円 | GPU購入不要 |
AMD RX 9000シリーズは高いコストパフォーマンスでNVIDIAに対抗。特にRX 9070 XTはRTX 5070 Tiに迫る性能をより安価で実現しており、注目の選択肢です。
3マザーボード – CPUとの相性で決まる
| 価格帯 | 価格範囲 | 主なチップセット | 特徴・対象ユーザー |
|---|---|---|---|
| エントリー | 12,000-18,000円 | Intel B860 / AMD B840 | 基本機能のみ・コスト重視 |
| ミドルレンジ | 18,000-35,000円 | Intel B860 / AMD B850 | Wi-Fi・十分な拡張性・バランス重視 |
| ハイエンド | 35,000円以上 | Intel Z890 / AMD X870E | OC対応・豊富な端子・性能最優先 |
4メモリ(RAM) – 2025年はDDR5が標準
| 用途 | 推奨容量 | 推奨規格 | 価格動向(2025年8月) |
|---|---|---|---|
| 軽作業 | 16GB | DDR5-5600 | DDR5が標準になり価格も手頃に |
| ゲーミング | 32GB | DDR5-6000以上 | 16GB×2が定番構成 |
| 動画編集・配信 | 64GB以上 | DDR5-6000以上 | 大容量でも価格が大幅に下落 |
5ストレージ – SSD必須、用途で容量決定
| 用途 | 推奨構成 | 価格帯 | 2025年8月の特徴 |
|---|---|---|---|
| ゲーミング | PCIe 4.0 SSD 2TB | 1.8-2.2万円 | ゲームの大容量化で2TBが標準に |
| 動画編集 | PCIe 5.0 SSD 2TB + HDD 8TB | 4-6万円 | 高速な作業用SSDとデータ保存用HDD |
| 軽作業 | PCIe 4.0 SSD 1TB | 1-1.3万円 | 1TBでも十分快適、価格も安い |
6電源ユニット – 規格対応が最重要
(CPU最大消費電力 + GPU最大消費電力) × 1.5 = 安全な電源容量の目安
| 構成 | 推奨容量 | 必須規格 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| ミドルレンジまで | 750-850W | ATX 3.1 / 80PLUS Gold | 1.2-2万円 |
| ハイエンド | 1000-1200W | ATX 3.1 / 12V-2×6 | 2.5-4万円 |
| フラッグシップ | 1300W以上 | ATX 3.1 / 12V-2×6×2 | 4万円~ |
7CPUクーラー – 性能と静音性で選ぶ
| クーラー種類 | 適用CPU | 価格帯 | メリット・デメリット |
|---|---|---|---|
| サイドフロー空冷 | Ryzen 7 / Core Ultra 7まで | 5,000-12,000円 | コスパ◎・故障リスク低・メモリ干渉注意 |
| 240mm水冷 | Ryzen 7 / Core Ultra 7以上 | 12,000-22,000円 | 高冷却・見た目◎・空冷より高価 |
| 360mm水冷 | Ryzen 9 / Core Ultra 9 / OC | 18,000-35,000円 | 最高冷却・静音性◎・ケースの対応確認が必須 |
8PCケース – 全てを収める最後の砦
| ケースサイズ | 対応マザボ | 価格帯 | 特徴・用途 |
|---|---|---|---|
| Micro-ATX | Micro-ATX | 7,000-18,000円 | コンパクト・程よい拡張性・人気 |
| ATX(ミドルタワー) | ATX・Micro-ATX | 8,000-25,000円 | バランス良好・初心者推奨・選択肢豊富 |
| フルタワー | E-ATX等 | 20,000円以上 | 最大拡張性・本格水冷向け・大型 |
② CPUクーラーの高さ(特に大型空冷)
③ 電源ユニットの奥行き
④ フロントUSB Type-Cの有無
予算配分の最適解と具体的な構成例
予算配分の基本原則
自作PC、特にゲーミング用途では、グラフィック性能を最も左右するGPU(グラフィックボード)に予算の35%~40%を割り当てるのが基本です。次にCPUへ25%前後を配分し、残りの予算で他のパーツをバランス良く選定していきます。
この原則を基に、2025年8月時点でおすすめできる、価格帯別の具体的な構成例を3つご紹介します。
【予算15万円クラス】フルHD高設定ゲーミング構成例
多くのゲームをフルHD解像度・高設定で快適にプレイできる、人気の価格帯です。将来性も考慮し、VRAM 16GBのGPUとDDR5メモリを採用したバランスの取れた構成です。
| パーツ | モデル名 | 想定価格 |
|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 9600X | 約35,000円 |
| GPU | AMD Radeon RX 9060 XT 16GB | 約55,000円 |
| マザーボード | AMD B850チップセット搭載モデル | 約20,000円 |
| メモリ | DDR5-6000 16GB×2 (合計32GB) | 約15,000円 |
| ストレージ | PCIe 4.0 NVMe SSD 1TB | 約12,000円 |
| 電源 | 750W / ATX 3.1 / 80PLUS Gold | 約15,000円 |
| CPUクーラー | サイドフロー空冷クーラー | 約5,000円 |
| PCケース | ATX ミドルタワーケース | 約8,000円 |
| 合計 | 約165,000円 | |
※セールやパーツの選択次第で15万円台に収まることもあります。
【予算25万円クラス】WQHD高リフレッシュレート構成例
WQHD解像度で144fps以上の高フレームレートを狙える、本格的なゲーミング構成です。CPUもグレードアップし、ゲーム配信や動画編集も視野に入ります。
| パーツ | モデル名 | 想定価格 |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K | 約50,000円 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB | 約90,000円 |
| マザーボード | Intel B860チップセット搭載モデル (Wi-Fi付き) | 約28,000円 |
| メモリ | DDR5-6000 16GB×2 (合計32GB) | 約15,000円 |
| ストレージ | PCIe 4.0 NVMe SSD 2TB | 約22,000円 |
| 電源 | 850W / ATX 3.1 / 80PLUS Gold | 約20,000円 |
| CPUクーラー | 高性能サイドフロー空冷 or 240mm水冷 | 約12,000円 |
| PCケース | ATX ミドルタワーケース (デザイン性・冷却性重視) | 約13,000円 |
| 合計 | 約250,000円 | |
この構成のキーパーツ
この構成の性能を決定づける、特に重要なCPUとGPUはこちらです。
【予算35万円クラス】WQHD/4Kゲーミング構成例
WQHD解像度での最高設定はもちろん、4K解像度も視野に入る高性能構成です。ゲーミング性能で現行最強クラスのCPUを搭載し、あらゆる作業を快適にします。
| パーツ | モデル名 | 想定価格 |
|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D | 約85,000円 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti | 約140,000円 |
| マザーボード | AMD B850チップセット搭載モデル (Wi-Fi付き) | 約28,000円 |
| メモリ | DDR5-6000 16GB×2 (合計32GB) | 約15,000円 |
| ストレージ | PCIe 4.0 NVMe SSD 2TB | 約22,000円 |
| 電源 | 850W / ATX 3.1 / 80PLUS Gold | 約20,000円 |
| CPUクーラー | 高性能サイドフロー空冷 or 240mm水冷 | 約15,000円 |
| PCケース | ATX ミドルタワーケース (デザイン性・冷却性重視) | 約15,000円 |
| 合計 | 約340,000円 | |
※RTX 5080(約18万円~)を搭載する場合は総額40万円以上の予算が必要になります。
この構成のキーパーツ
この構成の性能を決定づける、特に重要なCPUとGPUはこちら。コストを抑えたい場合はRX 9070 XTも有力な選択肢です。
- CPU: AMD Ryzen 7 9800X3D
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti
- GPU (コスパ重視): AMD Radeon RX 9070 XT
まとめ:2025年は自作PC「黄金時代」、さあ挑戦しよう!
ここまで読み進めたあなたは、もう自作PCのパーツ選びで迷うことはありません。2025年8月29日現在、自作PC市場はまさに「買い時」を迎えています。
この記事の重要ポイント
-
✅ 2025年はまさに「買い時」
新世代パーツの価格が安定し、VRAM 16GBのグラボやDDR5メモリが標準的になったことで、15万円クラスでも将来長く使えるPCが作れます。 -
✅「順番」と「予算配分」が成功の鍵
『CPU→GPU→…』という正しい順番と、GPUに予算の35~40%を割り当てる基本を守れば、初心者でも失敗なく最適な一台を組むことができます。 -
✅ Windows 10サポート終了が目前
2025年10月のサポート終了は、PCの新調・買い替えの大きなきっかけです。
パーツをあれこれ悩んで選んでいる時が、自作PCのいちばん楽しい時間かもしれません。少なくとも私はそうでした(*’▽’)そうやって自分で作り上げたPCは、ただの道具ではなく最高の「相棒」と呼べる存在になるはずです。この記事が、あなたのPC作りを楽しむきっかけになりますように。


コメント